札響と岩見沢大合唱団「結」がジョイントコンサート!!

2013年01月06日 14:20

ついに,札響と「岩見沢大合唱団:結」が「交響詩岩見沢」を協演します。

 1973年に「交響詩岩見沢」(作詞:加藤愛夫,作曲:川越守)が市開基90周年市制施行30周年記念に合わせ完成されました。翌年には川越氏によるオーケストラ版も完成し,市民文化祭で当時の音楽教師をはじめ多くの市民によって披露演奏会(川越守指揮/合唱指揮:浜館晶旺/演奏:北大交響楽団・交響詩岩見沢合唱団)が開催されました。また1975年にはその録音がビクターレコードからLPレコード(後にCD)として発売されたのです。

それから約40年の年を経てついに,円光寺雅彦指揮/札幌交響楽団/岩見沢大合唱団によって再演されることとなりました。それまでの間,岩見沢市内小中高の教師の指導の下,多くの児童・生徒たちによって交響詩岩見沢が合唱や吹奏楽で何度も演奏されてきました。私も当時の小学校教諭として卒業式に交響詩岩見沢抜粋版(私が編曲)を指導し,たくさんの子どもたちが体育館いっぱいに高らかに歌い繋いできたことを今もありありと思い出します。また,私の合唱や吹奏楽の編曲が演奏され続けてきたこともその思いを強くするものです。折しも,竹内君(はまなすアート事務局員)が教え子であったこともあり今回の企画が実現したものと嬉しく思っています。企画推進にあたって楽譜も再版することとなり,私がその浄書を手がけさせていただきました。北の大地を離れ東京生活を送っていながらも,郷里北海道の発展を心から祈るばかりです。