堤俊作氏 ご逝去に
2013年09月03日 02:03
堤俊作先生が、9月1日旅立たれました。
かねてからの心配が好転することなく、私より先に逝ってしまいました。
振り返れば、新十津川で開基百年を祝う第九を指揮していただけるはずだった堤氏。
結局本番は都合があいませんでした。
でも当時札幌交響楽団の常任指揮者であった小松先生がお引き受け下さり、
みごと開基百年第九が新十津川に響きました。町民270名による素人合唱のすさまじさは
十津川村まで響いたと確信するほどの出来でした。
小学生も幼くも天使の声を響かせて大人と一緒に歌いました。こんな第九はたぶん世界で初めてで最後であったろうと思います。
その提案をして頂いた堤先生、息子のことも現在まで一生懸命に道標となって育てて頂きました。
残念ながら、その小松一彦先生も今年3月に旅立たれました。続いて堤先生が旅立たれました。
「ああ、無情です」
先生達、待っていて下さい、そのうち行きますからね、きっときっと酒を酌み交わして下さいね。
あらためて、堤先生、小松先生、有難うございました、感謝で一杯です。